マッドハウス、今 敏(こん さとし)監督
長編アニメ映画『夢みる機械』制作続行のお知らせ
 
~マッドハウス制作、今監督待望の次回作品~


 
 株式会社インデックス・ホールディングス(本社: 東京都世田谷区 代表取締役会長兼社長: 落合 正美 以下、インデックスHD)の子会社で、アニメーション制作を手がける株式会社マッドハウス(本社: 東京都中野区 代表取締役社長: 落合 正美 以下、マッドハウス)は、生前の今 敏(こん さとし)監督が次回作として取り掛かっていた長編アニメ映画『夢みる機械』の制作を再開いたしましたのでお知らせいたします。
 
 
【『夢みる機械』について】
 今年8月24日に膵臓癌(膵癌)により46歳の若さで他界したアニメ監督、今 敏(こん さとし)。その今監督が生前、次回作として制作に取り掛かっていたのが長編アニメ『夢みる機械』です。既にホームページ等で監督自ら設定やキャラクターを発表しており、日本のみならず世界中のファンがこの作品の完成を待望しておりましたが、今年8月24日、今監督は46歳で人生に幕を閉じました。その後、制作続行不可能とも思われた時期もありましたが、たくさんの方から本作品の制作に関してのお問い合わせや暖かい応援の声を頂き、この度、改めて制作体制を整え、再び本作品の完成に向けて走り出すことになりました。待ち望んで頂いている世界中のファンの方々のため、そしてこの作品の完成を誰よりも熱望していた今監督のために、監督の意思を継ぎ、監督代行の下、制作を再開することをご報告申し上げます。
 
原作・脚本・監督:今 敏
監督代行・作画監督:板津 匤覧(いたづ よしみ)/共同作画監督:井上 俊之(いのうえ としゆき)
音楽:平沢 進
プロデューサー:丸山 正雄(マッドハウス)
制作:マッドハウス
公開:未定
 
■『夢みる機械』作品概要
 生きるものがいなくなった遥かな未来、電気ロボットのリリコと彼女が作り出したロボット ロビンを主役にした 子供から大人まで 多くの“人間”の心に響く感動のSFエンタテインメント。
本作では「生きることによって目的が生まれる」という至ってシンプルかつ 人間なら誰もが持っている可能性をめぐる深いメッセージが核となる。(詳細は公式サイトご参照 http://yume-robo.com/ )
 
■プロフィール
今 敏:
 1984年武蔵野美術大学在籍中、「ヤングマガジン」(講談社)にて漫画家デビュー。漫画制作の一方で『老人Z』に美術設定としてアニメーション作品に初参加。1998年、初の監督作となる長編『パーフェクトブルー』が劇場公開。2002年に『千年女優』、2003年には『東京ゴッドファーザーズ』を発表。いずれの作品も世界各国の映画祭に招待され、国内外で高い評価を受けた。2004年には初のTVシリーズ『妄想代理人』を発表し、2006年公開の映画『パプリカ』(筒井康隆原作)はベネチア映画祭のコンペティション部門に正式出品された。
 
板津匤覧:
 2004年『妄想代理人』で今監督作品に原画、作画監督として参入後、2005年『パプリカ』でもメイン原画マンとして参加。2007年には磯光雄監督のTVシリーズ『電脳コイル』にて総作画監督を担当。今回初のキャラクターデザインを務める。業界期待の新鋭。
 
井上俊之:
 専門学校からスタジオジュニオを経て、現在はフリー。日本アニメーター・演出協会(JAniCA)会員。『AKIRA』、『魔女の宅急便』、『MEMORIES』、『GHOST IN THE SHELL』、『人狼』、『イノセンス』など、日本のアニメーションのエポックとなる作品に多数携わる。今監督の信頼も厚く、『千年女優』で作画監督を務めて以降、『東京ゴッドファーザーズ』、『妄想代理人』、『パプリカ』と、なくてはらならない存在として参加している。
 
■マッドハウスについて
 1972 年の設立以来、『幻魔大戦』、『獣兵衛忍風帖』、『メトロポリス』、『VAMPIRE HUNTER D』、『東京ゴッドファーザーズ』、『パプリカ』、『ピアノの森』、『時をかける少女』、『カードキャプターさくら』、『花田少年史』、『BECK』、『MONSTER』、『NANA』、『DEATH NOTE』など、数多くのアニメーション作品を作り上げてきたマッドハウスは、国内外において数々の賞を受賞、非常に高い評価を得ています。
マッドハウスのクリエイターが作り出す、Made in Japan のアニメーションの魅力・実力を今後も全世界のファンに向けて展開していきます。
 
 
*本文中に記載の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。