マネジメントを、新しくしよう。

「面白いことを」生み出すために、 前例のない管理職になった。

2005年、中途採用で入社して7ヵ月後。会社に新しく「リーダー」というポジションができました。会社が急成長するにつれて、現場とエラい人しかいなかった組織に、「現場のリーダー」が必要になったのです。自分にとって初めての管理職である上に、会社にとっても初めての存在。リーダーの仕事範囲は何も決まっていなかったので、自分たちで「indexのリーダー」を作っていく日々でした。ようやくリーダーとして組織を動かす手応えをつかめるようになると、今度は、副部長になることに。これまた、新しい役職でした。

リーダーになった時もそうでしたが、「副部長って作ったけど意味なくね?」と言われるようならダメだというプレッシャーは、すごくありました。私がまず決めたのは、「まず、自分で考える組織にしよう」。現場を見ていれば気になることはいくらでもあるけど、心を鬼にして口には出さず、リーダーに任せることにした。新しい組織になって半年以上経ったころ。部の売り上げ目標が達成できず、巻き返すための戦略を立てました。急な軌道修正でもあったのですが、わたしのすぐ下のリーダー3人は即座に意図を理解してくれて、リーダーの指示を受けたメンバーたちは、すぐに動いてくれた。結果、売り上げ目標はクリア。あの一体感は、そりゃもう、嬉しかったですよ。

ところで、携帯サイトって、どれぐらい会員数を獲得すれば利益が出ると思いますか?
たとえば、携帯事業者(キャリア)公認サイトの場合、最初の関門となるのが3万といわれています。5万を超えると口コミで広まるぐらいのメジャー感が出てきて、10万を超えると大ヒット。つまり、3万を超えることが、私たちにとって最初の目標になるわけです。

新規サイト立ち上げにあたっては、あらゆるデータを集めて分析し、これでもかというぐらいのシミュレーションを立てます。1ヶ月かけて作った何十枚もの企画書が、社長にプレゼンテーションしたら5分で玉砕、なんてことも。会社としては、続かないサイトを立ち上げるわけにはいきませんから。

携帯サイトは、つくるだけなら誰にでもできます。でも、続けていくのはすごく難しい。自分たちがつくりたいサイトをつくって、どれだけ利益を出し続けることができるか。その利益でさらに好きなことをして、もっと世の中を楽しませることができるか。その設計図を描いて、会社からお金を引き出し、つくりたいものをみんなでつくる。たぶん、私は、そのために、副部長という仕事をしている。

インデックスでは、机の前に座って数字を管理することだけが、管理職の仕事ではありません。次の「面白いこと」を生み出すために。私はこれからも、前例がないポジションでも何でも、楽しみながら挑戦し続けるつもりです。

小園 さおり(31) Saori Kozono
株式会社 インデックス
コンテンツプロダクト局 第2エンターテイメントコンテンツユニット 副部長

2005年入社。モバイルサイト「美輪明宏 麗人だより」の仕掛け人。絵を描くことや家具づくりが好きで、短大卒業後は建築資材メーカーに専務秘書として就職。CADで頭の中のイメージを形にできることに感動、パソコンに興味を持ってSEの道を志す。携帯サイトの開発に関わったことがきっかけで、インデックスに転職。休日は、自転車で街を散歩。昼ごろに出て、気づくと夜になっていることも多いらしい。実は、美輪さんの大ファンで、この企画では「現場を仕切ってしまいました」

関連リンク

美輪明宏の麗人だより